fml の SPAM 対応

ML 宛に届く SPAM がそろそろ DoS 攻撃化して来たので、fml のコードに手を加えて対応してみることにしました。
まずはエラーメールや無視すべきメールの warning メールを admin 宛に返すのをやめました。うちの ML では member-only にして拒否メールは無視する設定にしてるんですが、そういう設定でも fml は「無視しました」というメールを admin 宛に送ってくれるんですね。数分毎に届く SPAM のせいでちょっと目を離すと spool が溢れてしまうので、warning メールを止めました。
あと多いのが -ctl 宛に届く SPAM で、これはコマンドメール用だから殆ど systax error になるんですが、fml はご丁寧に差出人宛に bounce してくれちゃいます。当然 SPAM の差出人アドレスなんて存在しないので、admin 宛に差し戻されて大量のメールでまた溢れます。なのでこの bounce も禁止しました。そんなの無視無視。
Perl は全然いじったことないので右も左も判らないままいい加減な修正しか出来てませんが、効果は絶大でここ数日は admin 宛に届く SPAM は激減しました。一日数百から数千届いてたのが数通に減って、これなら本来の admin 宛のメールが埋もれて読めなくなることもありません。
以前に深ちゃんにこの対処をお願いしてから随分放置されたままだったんですけど、fml ユーザって少ないのか、この問題で困ってる人は全然見かけませんね。少なくとも国内ではそんなにマイナーなソフトではないと思ってたんですが、開発止まってから結構経つので、やっぱ他のソフトに乗換えるべきかのかなー。
まー、もし他に困ってる人がいるようならどこぞに対処法挙げとくので、何がしかの反応を下さいな。

関西オープンソース 2007 初日終了

関西オープンソース 2007 は盛況のうちにまずは第一日目のイベントを完了しました。明日一日まだ残っていますが、今日のところはまずまずの成功でした。で、私の行なったステージの様子は下記 URL で動画ファイルとして参照出来ます。

http://cliplife.jp/clip/?content_id=d4u08fhx

また、プレゼン用資料は下記 URL から参照して下さい。

http://www.unixusers.net/~shirai/presentation/fd071109/img0.html

関西オープンソース2007

一年に一回しか更新しないようなものでも「Diary」と呼ぶんだろうか?などと思いつつ、今年も関西オープンソースの季節になりました。おっともう明日ですね。とゆー訳で今年も飽きずにステージに立ちます。

タイトル: FDclone でネットワークプログラミング
日時: 11/9(金) 14:05〜14:20
http://k-of.jp/2007/d_stage.html#S03

今日設営に行って来たんですが、今年は去年より出展者も多く盛り上がりそうな予感がします。お暇な方はステージ共々 KOF2007 で楽しんでって下さいね。

KOF2006 セミナー追加

いよいよ今週末に迫った関西オープンソース2006 ですが、今年はどういう訳か講師づいてまして FDclone ステージSamba セミナーに加えて jus 関西 UNIX 研究会枠でも講師に任命されました。内容はステージと同じ FDclone ものなんですが、かなり技術的に濃い内容になってて色々と準備が大変そうです。
という訳で、こちらのセミナーも気が向いたら足をお運び下さい。

タイトル: FDclone に見る UNIX 技術
日時: 11/17(金) 14:00〜14:50
http://k-of.jp/2006/user_program.html#B19
http://www.jus.or.jp/kenkyukai/kansai/06-11.txt

CF-100TX2 補足

誰か他にも CF-100TX2Zaurus で使ってる人いないかなー、と何気に Google ってみたら、いつの間にか私の書いたページばかりが上位に来るようになってしまってました。おいおい Zaurus 持ってる hacker は他にいないのかよ。「Linux 対応」とか書いてあったら普通の hacker ならまず試してみるよねー。
因みに本体同梱の CD-ROM には Linux で使うためのヒントがテキスト形式で載っていて、PLANEX の言う「Linux 対応」ってそれっきりなのですが、その肝腎のヒントがウソ書いてあるんですよね。これは Billionton の「CFLA-100N」とゆー LAN カードに関する記述でして、確かに手順は書いてあるとおりなんですが、設定内容は「CF-100TX2」とは全然違うんですね。多分「CF-100TX2」の OEM 元の原型がその「CFLA-100N」なんでしょうね。PLANEX にはその辺りの違いを理解している技術者がいなかったのかしらん。
そんな体たらくで「Linux 対応」てなこと謳うのはちゃんちゃらおかしい訳ですが、Linux 使ってる人ならそのくらい自分で調べて対応しちゃうから説明の必要はないとでも思ってたんでしょうかね。いやいや、生半可の知識しか持ってない Linuxer は思いのほか多いぞー。残念ながら、今の Linuxer の主流層だと、この偽ヒントで却って混乱させられちゃうと思うぞ。「サポート対象外」と書いてあるからって許される行為じゃあ無いんじゃないかしらん?