今更 Solaris10

お盆休みの間は一歩も家から出ないでごろごろしてまして、さすがに何もしないまま休暇を浪費してしまうのも勿体無いと思って、今更ではありますが、VMwareSolaris10 を install しました。
VMware って上書き upgrade 出来ないので、今までずっと 4.0.0 を使ってたんですが、Solaris10 になって 4.0.0 の上には install 出来なくなっちゃったんですね。Solaris9 までは install 出来てたのに。
仕方なく VMware の version up から始めることに。しかも、勘違いして 5.0 を install しちゃったもんで、6 時間くらいかかって setup を終えた Solaris10 を捨てて 4.5.2 上に再度 install する羽目に。
やー、download 時にユーザ登録をさせられたら mail が届いて 5.0 のシリアルキーが書かれてたんで、てっきり無償 upgrade の対象なのかと思いこんじゃって。後で良く読んだらトライアル用だった...。
Solaris10 になって VMware への対応がちょっと進んだのは嬉しいところですが、グラフィックや ACPI 周りの親和性が向上したくらいのことなんで、わざわざ install し直す程の改良点ではないでしょうね。
VMware ユーザ以外だと、patch 管理が apt-get 並に楽になった点が便利かなと思いましたが、これって Solaris8 や Solaris9 用にも「Patch Manager」という形で無償配布されてるんですよねー。
となると、大きな改良点はやはり目玉の Sokaris コンテナとか Dtrace とかになるのかなと思うのですが、普通に「おうち UNIX」として使う分にはあんまし使えませんから、結局肥大化しただけでメリットはあんましないような気も...。
Project Janus も未実装なんで Linux な人が幸せになるのもまだ先のようで。
SMF の導入で起動が速くなったとか書いてあるもんだから、同じ VMware 上で同時に起動してみたんですが、丁度その SMF が各サービスを起動するところで Solaris9 に追い抜かれていくので、今までと管理方式が変わってしまったというデメリット部分だけが残ってしまってます。
んー、何か SMF の設定間違えてるんでしょうかね?慣れないシステムなんであんましチューニングのやり込みはやりたくないんだけどなー。
どーでもいーけど、smpatch による update って時間かかり過ぎ。install 直後なんで patch cluster 使えば良かったんだろうけど、面倒なので smpatch で一個ずつ patch を適用させたところ、3 時間くらいかかっちゃいました。
まだ出てから半年くらいしか経ってないのにこの時間では今後が思いやられます。毎日のようにこまめに smpatch しろってこと?patch cluster の方を見たら 40MB 程度しかないので、download に時間がかかってる訳でもなさそうだし。